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【不動産登記⑦】仮登記ってなに?

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中古住宅の購入を検討しています。法務局にて全部事項証明書(登記簿謄本)を取り寄せてみたら、順位番号2番に「所有権移転仮登記」と記載されていました。 仮登記とは何ですか。

くり子ちゃん

仮登記とは、将来なされるべき本登記の順位を保全するためになされる登記のことです。

登記順位 
1 所有権移転仮登記 A
2 所有権移転 B

現在の所有者はB

仮登記にも2種類あります。

1号仮登記

当事者間ではすでに権利の変動があったにもかかわらず、書類が整わない場合に行われる仮登記です。

例:第三者の許可が必要な場合で、許可を得ているが何らかの事情で添付できない場合

2号仮登記

当事者間における権利変動の実態はまだ生じていないものの、将来において権利変動をさせるための請求権があるときその権利を保全するために行われる仮登記

例:農地売買で農地法の許可が得られていない場合

登記とは第三者に対抗するために行うものですが、仮登記には対抗力はありません。

あくまでも順位を保全する効力のみを有します。

ただし、仮登記が本登記に直されれば、仮登記した時の順位が優先しますので注意が必要です。

上記でいいますと、1の仮登記が本登記として登録されれば、AはBに優先します。

登記順位
1 所有権移転 A
2 抹消 B