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【境界確定・所有権確認⑦】14条地図とは?

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14条地図とはどのようなものですか。

くり子ちゃん

1 14条地図とは、不動産登記法上、不動産登記記録を補完するものとして、各土地の区画を明確にし、番地を表示する地図と定められたものです(不登法14条)。

2 14条地図は、測量法4条による成果である三角点、国土調査法19条により認証された基準点又はこれと同等以上の制度を有すると認められる基準点(基本三角点等)を基礎として行われなければならないと定められ(不登規10条3項)、地番区域の名称、地図の番号、縮尺、国土調査法施行令2条1項1号に規定する平面直角座標系の番号又は記号、図郭線及びその座標値、各土地の区画及び地番、基本三角点等の位置、制度区分、隣接図面との関係、作成年月日を記録しなければなりません(不登規則13条1項)。

3 14条地図は、高い精度を有していることから、「現地復元性」が認められるとされています。

すなわち、地震や洪水などの災害のほか、宅地造成などにより公法上の境界が不明となった場合でも、14条地図により現地の境界を復元することができます。

14条地図は、登記所が独自に作成したもののほか、通常、国土調査法20条1項の規定により送付された地籍図、土地改良登記令5条2項3号の土地の所在図、土地区画整理登記令4条2項3号の土地の所在図などが14条地図として登記所に備え付けられます(不登則10条5項、6項)。