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【建築紛争①】建築関係訴訟において留意すべき点は?

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建築関係訴訟において留意すべき点を教えて下さい。 

くり子ちゃん

建築関係訴訟において、一般的に留意すべき点は以下のとおりです。

1 請求権が何かを特定する

例えば、施主の場合には、不法行為、債務不履行、瑕疵担保責任から選択することになります。

2 誰を被告とするか

例えば、施主の場合には、設計者、施工者、監理者、仲介人、建売住宅の売主などが考えられます。

3 請求の原因を、瑕疵の存在瑕疵の原因責任(違法性)の法的根拠損害に区別して構成する

4 瑕疵の主張は、客観的・技術的な根拠を明示する

5 瑕疵の原因は、設計上の瑕疵か、施工上の瑕疵か、また、施工上の瑕疵については、技術的な問題(雨漏りなど)か、当事者の合意内容(通常有すべき機能は備えているが、合意した機能を備えていない)か、などに留意する

6 技術的な問題については、施工技術のばらつきの範囲内として許容される単なる不具合なのか、法的責任が発生する「瑕疵」なのかを吟味する

7 当事者の合意内容に基づく瑕疵の主張の場合は、合意内容を特定する

8 過失の内容を特定する

9 損害額の算定に当たっては、瑕疵を修補するためにどこまで工事をやり直すのか、どのような瑕疵修補の方法を選択するかに留意する