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【マンショントラブル⑫】行為差止(停止)請求

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義務違反者に対する行為差止(停止)請求について詳しく教えて下さい。

くり子ちゃん

1 主体

区分所有者全員または管理組合法人(57条1項)。区分所有者個人は請求できません。

2 請求内容

① 違反行為の停止

② 違反行為の結果の除去

③ 違反行為を予防するための必要な措置

3 行為差止(停止)請求が認められた事案

① ペットの飼育の禁止(東京地裁平成19年10月9日判決、東京地裁平成19年10月4日判決、東京地裁平成19年1月30日判決、東京地裁平成14年11月11日判決)

② 住居専用マンションにおいての託児所としての使用の禁止(東京地裁平成18年3月30日判決)、保育室としての使用の禁止(横浜地裁平成6年9月9日判決)

③ 居酒屋のダクト撤去(神戸地裁尼崎支部平成13年6月19日判決)

④ 風俗店の営業の禁止(東京地裁平成22年10月21日判決)

⑤ カラオケスタジオの夜間営業の禁止(東京地裁平成4年1月30日判決)

⑥ 管理組合の役員らを誹謗中傷する内容の文書配布の禁止(最高裁平成24年1月17日判決)

4 行為差止(停止)請求が否定された事案

① 店舗の営業について、午後10時以降の営業の禁止を求める請求(東京地裁平成19年10月11日判決)

② 治療院としての使用禁止等を求める請求(東京地裁平成17年6月23日判決)

*権利の濫用に当たるとして否定された。