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【境界確定・所有権確認⑫】「縄延び」「縄縮み」って何?

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「縄延び」、「縄縮み」とは何ですか。

くり子ちゃん

1 「縄延び」とは、公簿面積より実測面積のほうが多いことをいい、逆に少ないことを「縄縮み」といいます。

2 境界確定において、縄延びがあった場合、裁判では、原則として、公簿面積と実測面積との関係を明らかにすることが求められます。

客観的な資料によって境界を確定しがたい場合には、縄延び分を双方の土地に按分することにより境界を決定している例が散見されます(東京地判昭和51年4月30日、東京地判昭和55年10月31日)。

最高裁も、縄延びがあるときは、特段の事情がない限り、その差異を按分して両地に帰せしめて境界を確定すべきであるとして、縄延び分を一方の土地のみに帰せしめるような境界の定め方を違法としています(最判昭和33年10月21日)。